2024-04-06
マイホームの購入は大きな買い物なので、資産価値への影響を考えると、なかなか物件を決められずお悩みの方もいらっしゃるかと思います。
物件の資産価値は徐々に下落していくので、なるべく価値が下がらない物件を選ぶことが大切です。
そこで今回はマイホームの購入をご検討中の方に向けて、資産価値についてご説明いたします。
物件の資産価値は、以下のような3つの方法で計算できます。
賃貸物件としてマイホームを出した場合の見込みの収益から資産価値を出す方法で、以下のような方法で計算できます。
資産価値=(1年間分の家賃-年間経費)÷利回り
たとえば家賃が月10万円で利回りが5%、年間経費が20万円かかる場合の資産価値は2,000万円です。
家賃は近隣の相場から判断します。
過去に取引のある同じような条件の物件を参考にして価格を算出する方法です。
多くの不動産会社ではこの方法を利用しており、取引事例が多いほど算出する額の精度が高くなります。
売りに出ている一戸建てを、再度土地も含めて取得する場合にかかる費用を計算する方法です。
土地の場合は契約書にある土地の値段や造成費などから算出します。
建物は新築時よりも年数が経過しているため、以下のような計算方法で積算価格を算出する点に注意が必要です。
積算価格=再調達価格×延床面積×(法定耐用年数-築年数)÷法定耐用年数
この計算からも分かるとおり、法定耐用年数を超えたマイホームは、建物の価値がほとんど失われてしまいます。
マイホームの資産価値は徐々に下落していくので、以下のようなポイントに注意して、価値が下がりにくい物件を選ぶと良いでしょう。
需要が高ければ土地の値段が下がりづらくなるので、居住地として人気の高い地域を選ぶのがおすすめです。
駅から徒歩10分以内にある土地も好立地とされますが、一戸建ての場合は徒歩20分程度まで許容範囲に入るでしょう。
徒歩30分以上かかる場合は、近くにバス停があるかなど交通の利便性がポイントとなります。
近隣に産業廃棄物の処理場や火葬場など、住環境に影響を与える施設がある場合、資産価値が下がる傾向にあるので注意が必要です。
一方スーパーマーケットや病院など、生活に必要な施設が近隣にある場合は、住環境の良さから価値が高くなります。
近年は災害リスクが土地の資産価値にも影響する傾向があります。
沿岸部や川の近くは将来災害に遭った場合、土地の価値が下がる可能性があるので注意が必要です。
安心して暮らすためにも、防災ハザードマップなどで購入予定の物件の地域を確認しておきましょう。
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