ソファーの選び方と置き方について

2023-07-23



お部屋にソファーを置いている方は多くいらっしゃると思いますが、より快適に過ごすためには、ソファーをどのようにして選ぶのか、どのように置くのかを知ることが重要になります。

今回はソファーの置き方や選び方のポイントをといくつか紹介していきたいと思います。

ソファー選びのポイント


ソファーを選ぶ際に重要視するポイントはたくさんあります。
特に「価格」「サイズ」「脚の有無」「張り地」「座り心地」は重要視している人が多いでしょう。

価格
ソファーを選ぶときに気にするのが、まずは価格ではないでしょうか。
どのようなソファーが欲しいのかを決め、相場がどれぐらいなのかを調べます。
相場よりも極端に高いのも問題ですが、安い場合も問題なので、相場に近い価格で売られている物がよいでしょう。
できればよさそうな店を複数ピックアップし、価格を比較するのがおすすめです。
価格と一緒に購入した人の体験談を読むと、ソファー購入時の参考になります。

サイズ
ソファーにもいろいろなサイズがあります。
座る人数や座りやすい奥行きよって決めるのが一般的ですが、目安がわからないとサイズで判断するのは難しいでしょう。
例えば3人掛けのソファーの場合は、大体幅が170センチから200センチになっています。
しかし、奥行きはソファーによってかなり異なるので、深く座りたいのか、浅く座りたいのかによって決めましょう。
浅く座りたい場合には、奥行きが75センチのコンパクトソファーがおすすめです。
逆に深く座りたい場合には、奥行きが92センチあるハイバックソファーがよいでしょう。
この中間ぐらいのスタンダードソファーやローソファーという種類も販売されています。
サイズにこだわりがある人は、初回はインターネットで購入するのではなく、実店舗に行って実際に座って確かめてみるのがよいでしょう。

脚の有無
ソファーには脚が取り付けられているタイプと、脚がないタイプが販売されています。
脚があるタイプは1点に重さが集中してしまうので、賃貸住宅ではキズが付かないように注意しないといけません。
脚があるタイプを購入した場合には、同時にキズを防止するクッションを購入しておくとよいでしょう。
キズを防止するクッションには、直接脚の裏に張り付けるタイプや、脚にはめて使用するタイプなどいろいろあります。
脚がないタイプであれば、床にキズが付いてしまう可能性は低いですが、どうしても気になるという場合には、カーペットやラグを敷いた上に設置するとよいでしょう。
脚のあるソファーは椅子と同じような高さになることから座り心地がよいので、長時間座ることが多い人におすすめです。
脚のないソファーは直接床に置くので、長時間座るのにはあまり適していません。
しかし、体を包み込んでくれるような座り心地を求めている人や、深く腰を掛けて足を延ばしたい人には向いています。

張り地
ソファーには張り地が使用されています。張り地というのは、ソファーの表面に張られている生地のことです。
いろいろな種類が使用されていますが、よく使われているのは天然皮革に人工皮革、ファブリックとなっています。
天然皮革は耐久性や保湿性が高く、座り心地がよくなっています。
その反面、価格が高いことや、メンテナンスが大変になっているのも特徴です。
人工皮革はデザインが豊富にありますし、比較的安価で売られていることが多いので、購入しやすいというのがメリットです。
しかし、耐久性があまりないので、他の張り地に比べると、買い替えの頻度が多くなるでしょう。
ファブリックは柔らかい物が多く、通気性がよくなっています。

ただし、汚れやダニ、シミなどに弱いことから、清潔に保ちやすいカバーが取り外せる物などがおすすめです。


座り心地
ソファーにも硬い物や柔らかい物などがあるので、どのような使い方をするのかを決めておくとよいでしょう。
長時間座ることが多い場合には、硬めのソファーがおすすめです。
なぜなら柔らかいと腰や背中に負担がかかってしまうからです。
短い時間だけ座ってリラックスしたいのであれば、柔らかい座り心地の物がよいでしょう。
硬い座り心地の物には、多層構造になっているウレタン素材やポケットコイルなどがあります。
柔らかい座り心地の物には、Sバネやウェービングベルトを使用している物などがあります。


脚付きソファーと脚なしソファーのメリットとデメリット


ソファーには脚が取り付けられている物と、取り付けられていない物があります。
どちらにもメリットとデメリットがあります。
そこで「脚付きソファーのメリット」「脚付きソファーのデメリット」「脚なしソファーのメリット」「脚なしソファーのデメリット」を確認してみましょう。

脚付きソファーのメリット
脚付きソファーは床と座る部分の間に隙間ができます。
そのため、隙間の部分を収納として使用できるのがメリットです。
隙間が空いていることで、掃除がしやすいのもメリットだと言えるでしょう。
ある程度高さがあるので、座ったときも快適ですし、通気性もよいので、カビやダニも発生しにくくなっています。

脚付きソファーのデメリット
脚が取り付けられていることで、脚の部分にどうしても重さがかかってしまいます。
そのため、何も対策をしないで長期間使用し続けていると、床にキズが付いてしまうこともあるのです。
賃貸住宅の場合には、キズを付けてしまうと退去時に修繕費用を取られてしまうので、きちんと対策をしておきましょう。

最近はペット可の物件もありますが、犬や猫などを飼っている場合、ソファーの下に潜り込んでしまうことがあるため、ソファーの隙間にペットの毛が溜まってしまうこともあります。


脚なしソファーのメリット
脚なしソファーは安定感や重厚感があるのが特徴です。
しかも体重が分散されますし、ソファー全体が床に触れるので、床がキズになりにくいというのが大きなメリットでしょう。
賃貸住宅なので、床にキズを付けたくないという人にはおすすめです。
種類にもよりますが、軽くて持ち運びしやすいタイプも販売されているので、このようなソファーを購入すれば、掃除の際に移動もしやすくなるでしょう。

脚なしソファーのデメリット
脚なしソファーのデメリットは、狭い部屋で大きなソファーを置いてしまうと、圧迫感を感じてしまうことです。
また、直接床と触れてしまうことにより、通気性が悪くなります。
種類によっては大きな物もあるので、移動させるのが面倒で掃除をさぼってしまうと、カビやダニが発生する可能性もあるため、きちんと掃除を行いましょう。

いくら床にキズが付きにくいとは言っても、カビが発生してしまえば除去するのが難しくなるため、賃貸住宅の場合には退去時に修繕費用を取られることになります。


床にキズを付けないソファーの置き方


賃貸住宅に住んでいる人であっても、ソファーを置いている人はいるでしょう。
しかし、賃貸住宅でソファーを使用する場合、万が一床にキズを付けてしまうと、退去するときに修繕費用を取られてしまうので注意が必要です。
そこで床にキズを付けずにソファーを使用するためのポイントを確認していきます。
それは「ラグやカーペットの上にソファーを置く」「キズを防止するクッションを使う」「脚が付いていない物を購入する」方法です。

ラグやカーペットの上にソファーを置く
直接ソファーを床に置いてしまうと、座ったときや立ち上がったときにキズを付けてしまう可能性があります。
しかもソファーは頻繁に使用することが多いので、使う頻度が高いほどキズが付きやすいと言えるでしょう。
そこでおすすめの方法は、床とソファーが直接触れないようにすることです。
ようするに床とソファーの間に何かを置き、緩衝材として使えばよいのです。
では、どのような物が緩衝材として使われているのかというと、ラグやカーペットが一般的でしょう。
ラグというのは部屋の一部分に敷く物で、カーペットというのは部屋全体に敷く物のことを指します。
どちらを選ぶのかはその人の好みで問題ありません。
どちらも比較的安く売られている物もあるので、賃貸住宅なので床にキズを付けたくないと考えている人は、導入を検討してみてはいかがでしょうか。


キズを防止するクッションを使う
カーペットやラグを使用すると、使用した部分はフローリングが直接見えなくなります。
しかし、フローリングが見える状態で使用したいという人もいるでしょう。
このような人におすすめなのは、ソファーの脚に取り付けて使うタイプのクッションを使用する方法です。
種類もいろいろとあり、ソファーの脚の裏側に張り付けて使用するタイプも売られていますし、脚に直接はめて使用する物もあります。
これも自分の好みで選んで問題ありません。


脚が付いていないソファーを購入する
カーペットやラグは敷きたくない、キズを防止するクッションも使用したくない場合には、脚が取り付けられていないフロアタイプのソファーを購入するのがよいでしょう。
フロアタイプのソファーは全体が柔らかいので、フローリングに直接置いて座ってもキズになりにくいのです。
軽量で小さいタイプのソファーを購入すれば、力の弱い女性や子供、高齢者でも簡単に移動することができます。
ただし、床に直接置くのであまり高さがありません。
そのため、ソファーの高さにはこだわりがないという人向けの物だと言えるでしょう。


まとめ


快適に生活するためには、ソファーの種類やタイプについて知っておくことが大切です。
ソファーにはたくさんの種類やタイプが存在しています。
例えば脚が取り付けられているタイプと、脚が取り付けられていないタイプのメリットやデメリットを調べておくことで、賃貸住宅でも安心してソファーを導入できるでしょう。
デメリットも事前に知っておけば、対策をすることで快適に使用できるようになります。

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