不動産売却前のリフォームは必要ない?メリット・デメリットや費用をご紹介

2024-06-08

不動産売却前のリフォームは必要ない?メリット・デメリットや費用をご紹介

この記事のハイライト
●不動産を売却する前のリフォームは、基本的には不要なことが多い
●売却前のリフォームはメリットが少ないため、まずは不動産会社へ相談するのがおすすめ
●不動産売却前にリフォームする際は、費用がどのくらいかかるのか確認しておくのがポイント

不動産を売却する際、室内がきれいな状態であればより良い条件で売れる可能性が高まります。
そこで検討したいのがリフォームですが、必ずしも工事にかけた費用を回収できるとは限りません。
むしろ売り出し価格が上がり売れにくくなるリスクもあるため、安易なリフォーム工事には注意が必要です。
そこで不動産売却前にリフォームは必要なのかどうか、工事のメリット・デメリットや費用とともに確認していきましょう。
岡崎市で中古住宅の売却を検討中の方は、ぜひチェックしてみてください。

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不動産を売却する前にリフォームは必要?

不動産を売却する前にリフォームは必要?

不動産売却の前にリフォームを実施すれば、内装や設備がきれいになるため購入希望者に好印象を与えられるメリットがあります。
それでも基本的には、リフォーム工事は必要のないケースが少なくありません。

購入希望者のニーズに合わない

中古住宅を求める方の多くは、自身でリフォームする前提で購入を考えています。
そもそも新築物件でない以上、内装や設備が多少古くても購入判断には大きく影響しません。
それよりも自身でおこなうリフォーム工事の予算を確保する目的で、少しでも安く入手できる物件を求めています。
そのため自分の好みに合わないリフォームが施された物件(工事代金が上乗せされた物件)は、検討対象から外されてしまうこともあるでしょう。

工事費用を価格に上乗せできるとは限らない

不動産売却前のリフォームは、工事の規模によりますが数百万円かかることもあります。
工事代金を回収できる見込みがあれば良いのですが、近隣の競合する物件よりも販売価格が高くなってしまうかもしれません。
中古物件は価格が高くなるほど売れにくくなるため、せっかくリフォームしてもかえって損する可能性があります。

ハウスクリーニングは必要

多くの場合、設備や内装のリフォームは必要ありませんが、清掃はしっかりとおこなっておきましょう。
とくに水回りは購入検討者が注目するポイントなので、重点的に掃除すると良い印象を与えることができます。
キッチンやバスルームは汚れがひどくなりやすい箇所なので、状態によっては専門業者のハウスクリーニングを依頼するのもおすすめです。
このほか玄関やベランダ、窓の掃除も忘れないようにしましょう。
簡易リフォームがおすすめ
全面的な工事は必要ありませんが、簡易リフォームが有効な場合はあります。
たとえばペットや喫煙者がいると、ハウスクリーニングでは落とせないにおいが染み付いている可能性があります。
そのときは、クロスの貼り替えがおすすめです。
白系のクロスを選べば、清潔感があり部屋を広く見せる効果も期待できるでしょう。
なおクロスの貼り替えにかかる費用相場は、1㎡あたり1000円前後です。
本格的なリフォームより安価にできるうえ、購入希望者に好印象を与えられるメリットがあります。

マンションでは共用部分にも注意

マンションの売却で注意したいのが、共用部分です。
エントランスや集合ポスト周辺にゴミなどが落ちていれば、内覧前に対処しておきましょう。
このほか駐車場・駐輪場やゴミ置き場の利用マナーや、エレベーター・共用廊下の清掃が行き届いているかも確認してください。
もし見栄えの良くない状態が続いているようであれば、管理会社へ相談するのがおすすめです。

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不動産の売却前にリフォームするメリット・デメリット

不動産の売却前にリフォームするメリット・デメリット

基本的には必要ないとされる売却前のリフォームですが、ポイントを押さえた工事なら売買交渉を有利に進められる場合もあります。
そこで、どのようなメリット・デメリットがあるのかを確認していきましょう。

売却前にリフォームするメリット

早期売却の可能性が高まる
リフォームを実施すれば、ほかの競合物件との差別化を図れます。
またリフォーム済みの物件は購入後すぐに入居できるため、新築物件と中古物件で迷っている方にもアプローチしやすいでしょう。
そのため、早期の売却を期待できるメリットがあります。
値引き交渉で有利に対応できる
中古の不動産取引では、売買契約前に値引き交渉を受ける場面は少なくありません。
そのため、値引きを考慮した売り出し価格を設定することも多いでしょう。
また明らかに修繕が必要な状態であったり、内装の汚損が激しかったりすると、値引きを余儀なくされるでしょう。
そこであらかじめリフォームを実施しておけば、希望額で売却を進められる可能性が高まるかもしれません。

売却前にリフォームするデメリット

売り時を逃すリスクがある
工事の期間中は、成約に至りにくい傾向にあります。
たとえば新年度を控え不動産取引が活発化する1月~3月に工事期間が重なると、買い手は見つかりにくくなってしまいます。
そこでもし工事するのであれば、不動産業界の閑散期(6月~8月)を狙うのがポイントです。
工事費用を上乗せしにくい
値引き交渉では有利に働くリフォームですが、売り出し価格に工事費用を上乗せできるとは限りません。
不具合のある設備を直しただけでは付加価値にはならず、かかった費用をそのまま上乗せしての売却は困難です。
そのため費用を回収しきれず、結果的に利益が少なくなるリスクに注意してください。

不動産会社へ相談するのがおすすめ

基本的に不動産売却前のリフォームのメリットは、早期に売れる可能性が高まる程度です。
お金と時間をかけるメリットは少ないため、工事するかどうかで迷ったときは、不動産会社へ相談するのがおすすめです。
ワンズ・ホーム岡崎では、岡崎市を中心に不動産に関するご相談を受け付けております。

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不動産売却前のリフォームにかかる費用

不動産売却前のリフォームにかかる費用

不動産売却の前にリフォームする際は、極端な汚れや不具合解消を目指すのが効果的です。
暮らしに欠かせない設備の故障・不具合がない限りは、30万円~50万円程度でできる範囲に留めておくのがおすすめです。
そこで工事箇所を決定する前に、どこを修繕するべきか不動産会社へ相談してみましょう。

リフォーム費用分を値下げするほうが効果的

もし100万円の費用が見込まれるリフォームを実施するなら、その分だけ値下げするほうが効果的です。
そこで売買交渉においてどこまで値下げに応じるか判断するために、リフォームにかかる費用の相場を知っておきましょう。
キッチン:50万円~150万円
キッチンは種類やグレードによって、金額が大きく異なります。
標準的なキッチンは100万円以内が相場ですが、アイランド型キッチンでは150万円程度かかります。
トイレ:10万円~50万円
排水・配管がそのままでコンセントも設置済みなら、10万円前後の簡易な工事でリフォームできます。
なお和式トイレから洋式トイレに変更する場合では、費用も高額になりがちなので注意してください。
洗面所:20万円~50万円
シンプルな機能・デザインのものなら20万円以下で交換可能です。
収納やデザインにこだわると、50万円近くするタイプもあります。
バスルーム:50万円~100万円
ユニットバスの交換にかかる相場は、50万円~80万円程度です。
しかし在来工法からユニットバスに変更する場合は、解体費用も込みで100万円以上かかることもあります。

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まとめ

不動産売却の前に知っておきたい、リフォームの必要性やメリット・デメリットをご紹介しました。
基本的にはそのままの状態で売るのが望ましいですが、工事する場合は費用を回収できなくなるリスクに注意してください。
ワンズ・ホーム岡崎では、岡崎市を中心に不動産売却のお問い合わせを受け付けております。
事前のリフォームが必要かどうかでお悩みの際も、お気軽にご相談ください。

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